炊飯器でケーキを作ると
失敗してしまうこともしばしば…。
生焼けだったり硬すぎてしまったりと
なかなか上手く焼くことが出来ません。
一体なにが原因で炊飯器ケーキって
上手く焼けないんでしょうか?
今回は、炊飯器ケーキが
生焼けになったり
反対に硬くなってしまうワケと
失敗しないためのコツを紹介します。
炊飯器のケーキが硬いのはどうして?失敗した原因とは?
炊飯器で作るケーキが
硬くなってしまうのは
以下のことが原因と考えられます。
小麦粉をふるっていないorふるいが足りない
小麦粉をふるいにかけなかったり
ふるいが足りないと、きめ細かく
ふんわりした仕上がりになりません。
ちょっと面倒ですが、
しっかりとふるってから
他の材料と混ぜるようにしましょう。
混ぜ方が足りないor混ぜすぎている
レシピにもよりますが、
プレーンのスポンジケーキを作る場合は
卵黄と砂糖を入れたら
白っぽくなるまでしっかりと混ぜること。
ここで混ぜが足りないと
ふんわりと仕上がりません。
泡だて器から垂れた生地で円を描いても
消えなくなるまでしっかりと混ぜるのが
正しい作り方です。
ただし、小麦粉を混ぜる時や
メレンゲを混ぜる時は、
混ぜすぎずゴムベラなどを使って
さっくりと混ぜること。
ここで混ぜすぎてしまうと
仕上がりが硬くなるので注意しましょう。
材料の分量が正確ではない
正しいレシピ通りの分量でないと
失敗しやすくなってしまいます。
レシピをしっかりチェックして
材料も分量通りに作りましょう。
炊飯器がケーキ作りに向いていない
IH圧力式の炊飯器は
そもそもケーキを作るのに向いていません。
ケーキコースなどがあれば
一番良いですが、圧力式だったり
ヒートセンサーが搭載されていて
あまり高温になり過ぎてしまうと、
加熱が自動で止まってしまう炊飯器も
あるんですよね…。
できれば、ケーキコースがある
炊飯器がおすすめですが、
ない炊飯器の場合は、様子を見つつ
何度か炊飯を繰り返していきましょう。
やっぱり炊飯器で
ケーキを作るのって難しいですね。
筆者も炊飯器ケーキを初めて
作ってみた時は、確かに
ふんわりと焼き上がらず
イマイチな仕上がりでした…。
炊飯器でケーキを作る場合の時間はどれぐらい?失敗しないコツ!
では続いて、炊飯器ケーキを
成功させるコツを紹介します。
炊飯時間はケーキの様子を見て!
基本的に、炊飯器でケーキを作ると
1回の炊飯ではまだ完成じゃないんです!
1回炊飯して竹串などを刺してみて、
まだ中が生ならもう1度炊飯しましょう。
炊飯器でケーキを作ると、分量にもよりますが
およそ60~90分は
加熱し続けないといけないので
オーブンで焼くよりも
かなり時間がかかるんですよね。
そのため、炊飯を繰り返しつつ
時々竹串を刺して
中の焼き上がりの様子を
見ていくといいですよ。
粉類は最低でも3回はふるっておく
ケーキに使う小麦粉や
ベーキングパウダーなどは
必ず最低でも3回はふるってから使うこと。
そうしないと
モッタリとした食感になってしまいますよ。
生地にメレンゲを加える
ケーキに使う卵は卵黄と卵白に分け、
卵白はメレンゲにしてから
生地にさっくりと混ぜましょう。
ツノが立つくらいのメレンゲを作ったら
他の生地と混ぜる時に気泡を潰さないよう、
本当に軽く混ぜ合わせるだけに
しておくといいですよ。
***
炊飯器ケーキは、以上のコツを掴めば
市販のスポンジケーキとまではいきませんが
これまで以上に
かなり美味しく出来上がります!!
まとめ
炊飯器ケーキは
粉のふるいが足りなかったり
分量が正確でなかったり
混ぜが足りないか混ぜすぎると
生焼けだったり
硬くなったりしてしまいます。
そのため、ふるいをしっかりとかけて
炊飯は数回行い、
生地にはメレンゲを加えて
軽く混ぜ合わせるようにすると
比較的美味しく作れますよ。
ぜひ試してみてくださいね。