夏場は食中毒が怖いので、お弁当のおかずは
粗熱を冷ましてから詰めるのが鉄則!
しかし、粗熱が冷めるのには
どのくらい時間がかかるものなのでしょう?
それに、朝は忙しいからなるべく早く
粗熱を冷ましたいですよね…。
そこで今回は、
お弁当はどのくらい冷ますのが良いのか、
そして、粗熱を素早く取るには
どうすべきかをご紹介します。
お弁当の粗熱はどのくらいとるの?蓋をするまでの時間は?
お弁当の粗熱とりは、
手を料理近くでかざしてみて、
熱いという感じがしなくなるまでが
だいたいの目安です。
器やお弁当箱を持ってみて、
ほんのりと温かさを感じるくらいが、
ちょうど粗熱が取れた状態とみて良いでしょう。
ただし、夏場だとお弁当の粗熱が
冷めるのには少し時間がかかり、
だいたい15~20分くらいは
蓋をしないでおくのがおすすめです。
なぜなら、まだ粗熱が冷めていないうちに
蓋をしてしまうと、
湯気で水蒸気が蓋裏に溜まり、
その水分でお弁当が傷むことがあるのです…。
なにより、食中毒の原因菌は
高い温度や湿度が大好物です。
そのため、粗熱をとらないまま
お弁当に詰めて蓋をしてしまえば、
食中毒菌にとっては絶好の
パラダイスになってしまうわけです。
ということで、
お弁当の粗熱を冷ますのは、
どんなに面倒でも
絶対に怠らないでくださいね!
お弁当の粗熱の取り方を知りたい!素早く冷ます裏ワザも!
いくらお弁当の粗熱を
冷ますのが必要とはいえ、
やっぱり忙しい朝には
そんなに時間をかけられないですよね。
そこで、これから紹介する方法で
お弁当の粗熱を
素早く取っていきましょう。
いきなりお弁当箱に詰めない
出来立ての料理をお弁当箱に詰めてから
粗熱を冷まそうとすると、
おかず同士が密着しているので
なかなか冷めません。
そこでまずは、
平たいお皿におかずやご飯を、
なるべく広がるように載せておきましょう。
すると、空気に触れる面が多くなるので
冷める時間もより早くなりますよ。
そうして、粗熱が冷めてから
お弁当に詰めていきましょう。
扇風機やうちわなどで風を送る
お弁当の粗熱を冷ますために、
うちわや扇風機で風を送る方法もあります。
特に、扇風機を回して
その前にお弁当を置いておけば、
ほんの数分で冷めるので
とっても手間なしで安心ですよ!
より早く冷ましたい時は、
保冷剤を添えておくと良いでしょう。
お弁当を包んで持っていくときも、
凍っている保冷剤が必要なので忘れずに!
前日のうちにおかずを作って、朝に詰める
お弁当のおかずは朝ではなく
前日に作って冷蔵庫に入れておきましょう。
そして、朝お弁当箱に
おかずを詰めればOK!
ご飯も前日のうちに
お皿に平らにして盛っておけば
すぐに粗熱が冷めるので、
その後にお弁当箱に
詰めれば問題なしですよ。
ちなみに、食べる時に
電子レンジが使えるのでしたら、
前日のうちにおかずもご飯も
お弁当箱に詰めて冷蔵庫に入れておき、
朝は保冷剤を添えて包むだけにしておけば
より手間なしで楽ですね!
筆者も会社勤めをしていて
お弁当を持って行った時は、
前日に全部詰めて
粗熱を十分冷ましてから
冷蔵庫に入れておきました。
個人的にもものすごくおすすめなので、
時短のためにもぜひ、
お弁当は前日に完成させておきましょう。
食べる時にレンジでチンすれば、
ご飯も硬くなっている心配がありませんよ。
まとめ
ここまでをまとめると、
お弁当の粗熱は、15分前後は
冷ましておかないととれません。
そこで、粗熱の対策として
・お皿に広げて冷ましてから
お弁当箱に詰める。
・扇風機の風を当てる。
・前日にお弁当を完成させて、
冷蔵庫で保管しておく。
こうしておくと
食中毒の心配もないので、
特に夏場はぜひお試しを!