土用の丑の日といえば、
「うなぎ」ですよね!
しかし、土用の丑の日はうなぎだけではなく、
梅干し作りの日ともされています。
これを「土用干し」というのですが、
皆さんは聞いたことがありますか?
私も最近知ったばかりで、
そうだったんだ!と驚きました。
今回は、土用の日や梅干しを干す時期、
梅干しとの関係についてご紹介します。
土用丑の日っていつだっけ?梅干しを干すのも同じ時期なの?
土用の期間は、立春、立夏、立秋、
立冬の直前の約18日間です。
なので、土用の日は
毎年違う日にちとなります。
2020年の土用の日は、以下となります。
冬:1月18日(土)~2月3日(月)
春:4月16日(木)~5月4日(月)
夏:7月19日(日)~8月6日(木)
秋:10月20日(火)~11月6日(金)
そして、梅干しを干す土用干しは
夏の土用の日に行われます。
なので、夏の土用の時期には
うなぎと梅干しがセットとなっています。
ちなみに、うなぎと梅干しの食べ合わせは
とても良いんですよ。
うなぎはスタミナに良いですし、
梅干しは消化不良や胃もたれを
軽減してくれます。
うなぎと梅干しの組み合わせは、
夏の疲れにもピッタリですね♪
土用丑の日と梅干しの関係!土用干しが梅干しに最適だった!
夏の土用の日には、6月に収穫され
塩漬けされた梅を3日間ほど干します。
梅を干すことで水分が飛び、
梅酢の濃度が高くなります。
すると、梅漬けよりも
殺菌作用が高まるんです!
よく、梅雨が開けたら土用干しをする、
という話も聞きますが、本来の意味は、
土用の日まで待って干すのが正しい
と言われています。
土用干しが最適だとされている
理由に関しては、
土用のころが一番太陽の熱が強く、
殺菌効果が期待できるからだそうです。
土用丑の日と梅干しの関係性について
梅干しの土用干しの ”土用” と
土用丑の日の ”土用” 、
この「土用」はご紹介した通り、
夏の土用と同じ期間とされています。
同じ土用のため、
うなぎと梅干しセットで出てくることが
よくありますよね。
うなぎと梅干しの根強い関係性には
このような背景があったんですね!
ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
土用の日や梅干しを干す時期、
梅干しとの関係についてご紹介しましたが、
いかがでしたか?
土用の日は、春夏秋冬それぞれに
あることが分かりました。
そして梅干しを干す土用干しは、
夏の土用でした。
梅を干す時期としても最適で、
土用干しをすることで
より美味しい梅干しが作られるため、
土用干しをするようになったのでしょうね。
夏の土用には、うなぎと梅干しセットで
美味しく食べましょう♪