餅に黄色や緑色のカビが生えてしまったら、
やっぱりもう食べることは出来ないんでしょうか?
そして、餅に生えるカビは
緑や黄色だけじゃないって本当?
一体、餅に生えるカビにはどんな種類があるのか、
気になりますよね。
そこで今回は、意外と知られていない、
餅に生えるカビの種類や見分け方などを
詳しく紹介していきます!
餅のカビって緑だけじゃないって本当?どんな種類があるの?
餅に生えるカビは緑色のイメージですが、
実はそれだけじゃないんですよ!
ということで、
餅に生えるカビの種類を紹介します。
黒カビ
クラドスポリウムとも呼ばれるカビ。
本来は土壌、つまり土の中にいるカビなのですが、
風に吹かれると空気中に飛び散ることが多いんですよ。
そのため、空気中に割と多く
含まれることが多い種類のカビ。
湿気を特によく好み、
浴室や洗面所などの水回りに発生しやすいです。
青カビ
別名をペニシリウムとも言い、
アレルゲンの一つでもある種類のカビ。
名前は青カビなのですが発生すると、
真っ白か緑色に見えることがあるので、
餅に生えたらかなり厄介ですね。
コウジカビ(白カビ)
アスペルギルスとも呼ばれる種類のカビで、
病気を起こさせたり、食べ物を腐敗させ、
有害物質を出すこともあるので、かなり注意が必要。
赤カビ
別名をフザリウムともいい、
名前は赤カビですが、実際に生えると、ピンクや黄色、
オレンジ色に見えることがあります。
食品に発生すると、
食中毒の原因にもなるとされているので、
こちらもやっぱり危険なカビですね。
以上が餅に生えやすいカビの種類です。
こんなにたくさんの種類のカビが
餅に生えやすいんですね!
これらのカビは食べるととても有害なので、
絶対にカビの生えた餅は食べないようにしましょう。
餅についたカビの見分け方は?色や種類で確認してみよう!
餅についたカビの見分け方は、
やっぱり色がポイントとなりますね。
では、餅についたカビの見分け方を
より詳しく説明します。
白色のカビ
先ほど紹介したコウジカビがこの白カビです。
餅に生えると一見分かりづらいですが、
匂いを嗅いでみると何だかカビ臭かったり、
白いポツポツしたものが見られるようなら、
絶対に食べないようにしてくださいね!
緑色のカビ
緑色に見えるカビは先ほど紹介した青カビ、
つまりペニシリウムのこと。
食品にとても発生しやすいので、
餅に一番よく見られるカビです。
当然ながら有害なので、このカビが生えた餅も、
食べないようにしましょう。
黒色のカビ
餅に黒いものが付着している場合は、
黒カビが発生してしまった、ということなので、
やっぱり食べないようにしましょう。
黄色のカビ
餅に黄色のカビが生えている場合は、
先ほど紹介した赤カビが発生してしまった証拠。
赤カビも毒性を持つので、
餅が黄色くなっている場合も
絶対に食べないでくださいね。
以上が餅に生えるカビの見分け方です。
いずれのカビにしても、カビが生えてしまったら
もうその餅は食べることが出来ないので、
もったいなくても捨てるようにしてくださいね!
カビの生えた部分を取り除いたとしても、
餅の内部にカビの根が張っていることが多いんですよ。
そのため、少しだけ餅にカビが生えたとしても、
餅は捨てるようにしましょう。
まとめ
餅には青カビをはじめ、黒カビや赤カビなど、
色々な種類のカビが生えることがあります。
中には白い色のカビや黄色いカビなどもあるので、
餅がちょっとでも変色していた場合は、
カビが生えたのだと判断して、
その餅は捨てるようにしましょう!
餅に生えるカビはいずれも有害なものなので、
くれぐれも食べないように注意してくださいね!