小正月とは1月15日、
地域によっては1月14日~1月16日までのことで、
この日には左義長(さぎちょう)やどんど焼きといって、
古くなった正月飾りをお焚き上げする風習が
あるんですよ。
でも、うっかりこの小正月も過ぎてしまい、
正月飾りをお焚き上げし忘れてしまった場合は、
どうやって処分すれば良いのでしょうか?
ということで今回は、
小正月も過ぎてしまった場合には、
正月飾りはいつまで飾っておくのか、
どうやって処分すべきなのかを紹介します!
正月飾りの処分ってどうするの?忘れたときは?処分方法はコレ!
正月飾りは縁起物なので、基本的にはきちんと、
お焚き上げしてもらった方が良いですね。
そこでまずは、近くにある神社やお寺などに、
古いお札(ふだ)やお守り、正月飾りなどの返納は、
まだ受け付けているかどうか問い合わせてみましょう。
まだ受け付けている場合は、そこへ正月飾りを持って行き、
お焚き上げをしてもらうようにしましょう。
もしもうお焚き上げは受け付けていないのでしたら、
自宅で処分すると良いですよ。
といっても普通に燃えるゴミとして処分するのではなく、
粗塩を振って清めてから、感謝の気持ちを込めて、
真っ白い紙に包んで、燃えるゴミとして処分しましょう。
ただしゴミとして処分する場合、
プラスチック製の飾りなどが付いている場合は、
それを取り外し、きちんと燃えるゴミと燃えないゴミに
分別して、処分をしてくださいね。
そうすれば正月飾りはゴミとして
処分することが出来ますよ!
ちなみに、正月飾りをいつまで飾っておくかは、
地域によって異なります。
東日本では1月7日までなのですが、
西日本では1月15日の小正月まで、という場合も
あるので、自分が住んでいる地域の風習に沿って、
正月飾りを片付けると良いですね。
現代ではアリかも⁉お正月飾りを処分しないという方法も?
一般的には正月飾りはお正月が終わり、
小正月になったら処分をするという
風習になっています。
というのも、お正月飾りというのは、
歳神様(としがみさま)をお迎えするために
必要なものであり、毎年新しいものを用意して
飾らなければいけないんですよね。
歳神様は新しく、そして清らかなものを
好むとされているので、やっぱり基本的には
小正月になったら、正月飾りは処分しましょう。
でも、高価な正月飾りなどは、やっぱり処分するのに
ちょっとためらってしまうもの…。
そのため、どうしてもお正月飾りを処分したくない、
と思うのでしたら、小正月になっても処分しないでおいて、
次のお正月の時にも使うようにしましょう。
ただし念のため、正月飾りを処分しない場合は、
粗塩で清めておくようにすると良いですよ!
そうすれば正月飾りは処分しないでおいても
大丈夫になります。
ぜひ正月飾りを処分しない場合は、
清めてからしまっておくようにしてくださいね!
まとめ
正月飾りは基本的には1月7日か地域によっては
15日まで、飾っておくものなのですが、
ついお焚き上げしてもらうのを忘れたら、
粗塩を振ってから白い紙で包み、
ゴミとして処分しましょう。
もしくは、しっかりと清めておくのでしたら、
処分はしないでおいて、次のお正月にも
同じ正月飾りを使っても良いですよ。
状況に応じて、正月飾りは処分するか、
それとも次のお正月にも使うか決めていきましょう。