最近、結婚式の受付で「芳名帳」って
見なくなりましたよね。
そもそも「ご芳名」とは、相手に敬意を
表して「氏名」を丁寧にした言葉。
言い換えれば、アンケートの記入欄などで
よく見る「お名前」と一緒です。
昔は、結婚式やお葬式のときに「芳名帳」と
いうものを受付に用意して、来た人が自分の
名前や住所を書くというのが一般的でした。
しかし、それだと受付に時間がかかって
行列ができてしまったり、少人数の式では
わざわざ芳名帳を書いてもらう必要もない
ということから、最近ではゲストカードを
使うことが多くなってきたんですね!
結婚式の招待状と一緒に届くゲストカード。
一瞬どう書けばいいのか迷ってしまう人も
多いと思います。
私も結婚式にお呼ばれしたとき、
いろいろ調べながら書きました(笑)
そんな実体験を活かして、
今回は結婚式のゲストカードの書き方を
わかりやすく紹介していきますよ~☆
結婚式のゲストカード!様を消すのは基本!書き方マナー!
では、さっそくゲストカードの書き方を
教えちゃいますね♪
ゲストカードを書くときは、「様」を消す
など基本的なマナーがいくつかあります。
それをひとつずつ確認していきましょう!
マナー1:鉛筆やクレヨンはNG
鉛筆やシャーペンなど、こすれて消えて
しまう可能性のある筆記用具は使わずに、
黒の万年筆などを使うことがマナーです。
万年筆がなければボールペンでもOK。
筆ペンでもいいんですが、薄墨はお葬式
などで使われるものなので、使う場合は
濃い黒の筆ペンにしてくださいね。
また、クレヨンなど他の紙に色が移って
しまうようなものも避けましょう。
マナー2:自分への敬語は消す
先ほども触れたとおり、「~様」など
あらかじめ印字されている自分への
敬語表現は必ず消しておきましょう。
【消し方のパターン】どっちでもOK!
・二重線を引いて消す
・「寿」という字を消したい文字の上に
重ねて書いて消す
【消しておくべき敬語表現】
・ご芳名
⇒「ご芳」を消す
・ご(御)住所、お電話番号
⇒「ご(御)」、「お」を消す
マナー3:忌み言葉を使わない
忌み言葉というと難しいですが、要するに
縁起の悪そうな言葉ですね。
ゲストカードのメッセージ欄では、
・離婚のイメージ:「終わる」「切る」
・再婚のイメージ:「再び」「繰り返し」
・不幸のイメージ:「悪い」「忙しい」
などといった忌み言葉は使わないように
気をつけましょう。
結婚式のゲストカードはなるべく空欄なしで!持っていくのも忘れずに!
ここまでゲストカードの書き方のマナーを
ご紹介してきましたが、ゲストカードは
新郎新婦が楽しみにしているゲストからの
メッセージでもあります。
実際、私はイラスト入りのゲストカードを
渡したのですが、その友人は今でもその
カードを大事に取っておいてくれています。
そんなゲストカードのメッセージ欄。
マナーが気になるからいっそのこと何も
書かないでおこう……というのはあまり
にも寂しいもの。
先ほどご紹介したマナーだけはしっかりと
守って、ぜひ空欄のないように書いて渡す
ようにしましょう。
過去の暴露話や暗い話は避けて、明るく
新郎新婦の二人の門出を祝福するような
文章がいいですね(^^)
また、最近では気にする人も少ないですが、
句読点(。や、)は終わりや区切りを意味
するものなので、お祝いのメッセージには
あまりふさわしくありません。
改行をうまく使って、できれば句読点を
使わずに書くことをオススメします。
何を書けばいいのか難しいという人は、
私のように簡単な文章でもイラストを
添えると喜ばれますよ♪
最後に、せっかく書いたゲストカードが
新郎新婦に届かなくては意味がありません。
前日にはしっかりと荷物を準備・チェック
して忘れないように注意してくださいね☆
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したゲストカードの書き方を
参考にして、新郎新婦に喜んでもらえる
素敵なカードを書いてくださいね♪