赤ちゃんが生まれると考えるのは
授乳についてですよね。
完全母乳か完全粉ミルクか、
はたまた混合か…。
私は幸い母乳がたくさん出たので
完母乳で卒乳までいけました。
でも、母乳育児が軌道に乗るまでは
粉ミルクを足していましたし、産院でも
粉ミルクの作り方は教えてもらいますから、
知識としては粉ミルクの作り方は頭に入っています。
ところで、粉ミルクを作るのって、
結構手間がかかりませんか?
とくに生まれてしばらくは
授乳の回数も頻回だし、授乳と
授乳の間も2~3時間とかですよね。
ミルクを作ったら、人肌まで冷ます
必要があるし、授乳が終わったら哺乳瓶を
洗って消毒しなければいけません。
そうこうしているうちに、
次の授乳時間になって…。
朝も昼も夜中も関係ないですし、
産後のママには、なかなかの
重労働になります。
今回は粉ミルクを作るときの負担を少しでも
減らすためのコツを紹介していきます。
おさらいで粉ミルクの基本の作り方も
紹介するので、普段は母乳のママさんも
粉ミルクが必要になる場面があるかもしれないので
是非、覚えておいてもらえたらと思います。
粉ミルクの基本の作り方!湯冷ましを使うメリットとは?
まずは基本的なところからとして
粉ミルクを作るときの基礎知識から
見ていきましょう。
調乳の際の最適温度は70度
まず、粉ミルクを作るときのお湯は
70度以上のものを使います。
ただし熱ければいいと言うわけではなく
100度の熱湯での調乳は粉ミルクの栄養素が
破壊されてしまうためNGです。
お湯を一旦沸かした後に適温まで
冷ます必要があります。
哺乳瓶は清潔に
赤ちゃんは私たち大人よりデリケートなので、
その口に入るものは出来るだけ清潔に
保ってあげましょう。
哺乳瓶を使ったら、出来たら専用のブラシと
洗剤でしっかり洗って、授乳に使う前には
消毒も忘れないようにしておきましょう。
粉ミルクは水道水で作る
赤ちゃんにあげる水なので水道水より
ミネラルウォーターの方が最適なんじゃないかと
考えますが、粉ミルクには水道水を沸かした
お湯で作るようにしましょう。
粉ミルクにはミネラルが含まれていまして
ミネラルウォーターにもミネラルが
含まれているため、両方になると必要以上に
ミネラルを摂取することになってしまします。
過剰なミネラルの摂取は赤ちゃんの
身体には負担になってしまうのです。
日本の水道水は
衛生面での問題はありませんから、
水道水を沸かせば大丈夫ですよ。
ミルクを作ったら人肌まで冷ます
粉ミルクは70度のお湯で作りますよね。
でも、そのままの温度であげてしまうと
赤ちゃんには熱すぎます。
人肌…40度前後の温度まで冷ましてから
赤ちゃんにあげるようにしましょう。
ミルクの入った哺乳瓶を流水にあてて
冷ますのが基本ですが、湯冷ましを使うと
早く冷ませるのでおススメですよ。
作った粉ミルクは早めに飲ませる
調乳した粉ミルクには栄養がたっぷり
入っていますから、雑菌にとっても
快適な環境です。
長くて2時間ですね。
それ以上経ってしまったら
迷わず処分してください。
赤ちゃんが飲み残したものを時間が
経ってから再び与えるのもNGなので、
1回ごとに新しいミルクを作ってあげて下さい。
粉ミルクの作り方がわかったら試してみたい!時短テクニック3選!
粉ミルクの調乳のための基本を
紹介してきました。
ここからは粉ミルクを作る負担を
軽減させるためのコツと言いますか、
時短のテクニックをお教えいたします。
調乳ポットを使う
粉ミルクを作るときに便利な
アイテムの1つが調乳ポットです。
調乳ポットに水を入れておけば自動で沸かして
その後、ミルクを作るのに最適な温度まで
冷ました状態でそのまま維持してくれる
優れものです。
粉ミルクを作るときに面倒なところって、
お湯を沸かして調乳の適温まで
冷ますことじゃないですか。
そこをポットが担ってくれますから
これだけでも、かなり楽になります。
調乳用のものもありますが、普通のポットに
粉ミルク用の温度まで下げてくれる機能が
付いているものもあります。
後者の方が授乳の時期が終わってからも
使えるので便利ですよ。
キューブタイプやスティックタイプも活用する
粉ミルクを作るときのミルクの量を測るのも
地味に面倒くさいです。
月齢が上がって量が増えると途中で
「今、どれだけ入れたっけ?」って
なりがちです。
そこで便利なのがキューブタイプや
スティックタイプの粉ミルクです。
粉がこぼれる心配もないし
スプーン何杯目だっけ?となりにくいですし、
お出かけにも便利なので使い分けてみて下さいね。
湯冷ましを作っておく
粉ミルクを作った後に人肌まで
冷ますのに便利なのが、一度沸騰させた
お湯を冷ました、湯冷ましです。
調乳のときのお湯を少なめにして
粉ミルクを溶かしてから、準備しておいた
湯冷ましを足して適温にするのです。
流水で冷ますより早く人肌まで
下げることができるので、湯冷ましを
予め用意しておくと便利ですよ。
ただ、水道水を1度沸かすと
水道水に入っている塩素が飛ぶので
雑菌が発生しやすくなっていますから、
常温じゃなく冷蔵庫で保存しましょう。
作った湯冷ましはその日のうちに
使い切るようにして下さいね。
朝に1回作って夜寝る前に1回作っておくと
丁度いいかなと思います。
湯冷ましを入れる容器も哺乳瓶と同様に
使ったら消毒をするようにして下さいね!
まとめ
粉ミルクの作り方の基本や注意点、
そして時短のコツを紹介してきましたが
いかがだったでしょうか?
消毒や調乳温度に飲ませる時の温度など
粉ミルクは赤ちゃんの飲むものですから
気を付けなければいけないことが多いですね。
そのため粉ミルクでの授乳は思った以上に
大変ですから、上手に工夫をして少しでも
負担を減らしていきましょう。
もちろん、粉ミルクの作り方はパパにも
しっかりと教え込んで、ママがいなくても
できるようになっていただきましょうね!