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菓子折りに添える手紙はどう書く?封筒には入れる?ビジネスマナー!

 

相手に対する感謝の気持ちを伝えるのに、

菓子折りを送ることってありますよね。

 

 

お祝いや贈り物をもらった時や、

ビジネスシーンでお世話になった時

などが、それに当てはまりますね。

 

 

そんな時、お礼のお菓子に添える手紙って、

どんなことを書けばいいのでしょうか。

 

 

特に仕事の取引先に送る場合には、

慎重にならないといけないですよね。

 

 

今回は社会人なら知っておきたい、

お礼状と菓子折りを渡す際のマナー

について解説していきます。

 

目次

菓子折りに添える手紙(添え状)の書き方やマナーについて

 

菓子折りに添える手紙って、

実際どんなことを書いたらいいのか、

また何に気をつけたら良いのか、

迷ってしまいませんか?

 

 

まず必要な項目をまとめると、

 

  • 頭語(「拝啓」が一般的)
  • 前文(時候の挨拶)
  • 主文(何に対するお礼なのか)
  • 末文(結び)
  • 後付け(「敬具」が一般的)

 

という流れになります。

 

では、いくつかの項目について、

詳しく説明していきますね。

 

時候の挨拶

 

時候の挨拶というのは、

手紙の冒頭、書き出しの言葉のことです。

四季のある、日本ならではの慣習ですね。

 

つまり決まり文句のようなものですが、

季節や状況に応じて、

上手く使い分けるといいでしょう。

 

とはいえ、カタい表現ばかりを使うと

いかにも「事務的」な印象になるので、

そうならないよう、気をつけましょう。

 

ただ、これも相手との関係性や

手紙の内容によって変わってきます。

 

例を挙げると、

1月でしたら、キーワードになるのは

「初春」「新年」

「寒冷」「お正月」など。

 

例年に増して寒さが身にこたえますが

いかがお過ごしでしょうか。

皆様、新たな気分で新年をお迎えのことと

存じます。

などですね。

 

7月でしたら、

「梅雨明け」「夏」「猛暑」

などを使います。

 

ようやく梅雨が明け、暑い夏が

やってまいりました。

など。

 

そして12月でしたら、

「師走」「年の瀬」「寒冷」

などです。

 

年の瀬も押し迫り、いっそう

年末の雰囲気が漂ってきました。

といった感じです。

 

 

結び

 

また、冒頭だけではなく

「結び」も重要です。

 

 

冒頭の挨拶と同様に、

季節にからめて言葉を選ぶのも◎

 

 

そして、相手の健康や

事業の発展を願う言葉、また

「お目にかかれる日を楽しみにしています」

などの、良好な関係性を強調する言葉が

あるとより良いでしょう。

 

 

季節の言葉を取り入れながらも、

ご自身の気持ちが伝わるような文章

心がけてみてください。

 

手紙に必要な内容・ポイント

 

手紙を送る理由を書く

 

当たり前ではありますが、

何に対するお礼かを、

初めに明確にしておきましょう。

 

何を頂いたのか、また行為に対するお礼なら

それについて書き、

感謝の言葉は必ず入れてください。

 

 

正しい敬語を使う

 

とても大事なポイントの1つですが、

「正しい敬語」を使いましょう。

 

丁寧語、謙譲語、尊敬語の区別が

しっかりできていなかったり、

主述が分かりにくい文章になっていないか、

しっかりと確認しましょう。

 

 

忌み言葉を使わない

 

忌み言葉というのは、

その場面によって変わってきます。

 

 

たとえばビジネスで連想するのは、

下記のような表現があります。

 

「流れる」→契約が流れる

「壊れる」→関係性が壊れる

「終わる」→事業の破綻などのイメージ

「折れる」→事業のとん挫

 

これらの表現は、絶対に避けましょう。

 

しっかりと使い分けないと、

非常識だと思われるだけでなく、

仕事に大きな影響を及ぼすことも。

 

言葉選びは慎重に。

 

迷った場合には、辞書やインターネットで

問題ないか調べてみるといいでしょう。

 

 

便せんの種類

 

使う便せんも、お礼の気持ちを伝えるのに

大事な意味合いを持ちます。

 

慎重に選んでいきましょう。

 

色について

 

ビジネスや改まったシーンでは、白が原則。

 

クリーム色よりも真っ白のほうが

よりフォーマルになります。

 

茶色は避けましょう。

 

 

縦書き or 横書き?

 

一般的に、ビジネスシーンでの手紙や

特に目上の方へは縦書きがマナーです。

 

ただ、数字や英語表記が多い場合は

「読みやすさ」を考慮したうえで、

横書きにしても失礼には当たりません。

 

ビジネスシーンで横書きの手紙を送る場合、

より引き締まった印象に見える、ということで

10mm幅の罫線がおすすめです◎

 

 

柄について

 

当たり前ですが、

華やかすぎるものは避けましょう。

 

あくまでも「シンプル」を心がけ、

もし柄があるものでも

ワンポイントに留めておくように。

 

また、できるだけ

「高級感のある」

「上質な」

質感を意識して選ぶといいですね。

 

ビジネスにおけるマナー

 

取引先や顧客など

仕事でお世話になった方へ

お礼の菓子折りを送る場合、

先にお礼状を送付しておくのが

一般的なマナーです。

 

 

ただ、ここ最近では

菓子折りにお礼状を同封するケース

増えているんですよね。

 

 

先にお礼状を送っても同封しても、

マナー違反にはなりませんが、

お礼状を先に送る場合は、決して

菓子折りだけが先に届かないように

発送日を指定しておくことを

忘れないようにしましょう。

 

 

また、会社によっては

お礼状は菓子折りに同封するか先に送るか

風習が決まっている場合もあるので、

上司に相談しつつ、お礼状を

用意していくのが安心ですね。

 

 

そして、お礼状は必ず封筒に入れましょう。

 

 

便せんだけを添えるのは、

失礼に当たります。

 

 

しかし、ここで

注意しなければいけないことがあります。

 

 

それは、

お礼状に封をしてはいけないということ。

 

 

菓子折りを送る場合、

同封するお礼状などの手紙は

「封筒に入れてしっかりと封をして添える」

というイメージがあるんですが、

実は封をした手紙を添えてしまうと、

郵便法違反という法律違反に

なってしまうんですよね…。

 

 

つまり、宅配などで送る荷物に

封をした手紙(信書)などを送るのは違法

 

 

ただし、手紙に封をしなければ、

荷物に同封しても違法にはならないんですよ。

 

 

そのため、お礼状を

菓子折りに添えて送付する場合は

お礼状を封筒に入れても、決して

糊付けして封をしないようにしましょう。

 

 

詳しくはこちらのサイト

参考にしてみてください。

 

 

確かにお香典返しや引き出物が

自宅に送られてきた時って、

添え状には封はされていない状態なんですよね。

 

 

筆者も以前、お世話になった人に

お菓子に手紙を添えて送りましたが、

その際も封筒には封をせず送付しました。

 

 

意外と知られていませんが、

何か荷物を送る際に手紙を同封する場合は、

くれぐれも封をしないようにご注意を。

 

 

そして、お礼状を送るタイミングですが、

基本的には先方にお世話になった

その日のうちか翌日が望ましいです。

 

 

すぐに手紙を書けない状況でしたら、

その日中か、もしくは翌日の

なるべく早い時間に、

まず電話かメールでお礼を伝え、

どんなに遅くても3日~1週間以内には

お礼状を送るようにしましょう。

 

 

この「スピード」が

相手への感謝の気持ちを示す

大事なポイントにもなるので、

ぜひ気をつけてくださいね。

 

 

また、万一遅れてしまうようであれば、

手紙の中に、遅れたことに対する

お詫びの言葉を添えるようにしましょう。

 

 

菓子折りに添える手紙の文例を紹介!

 

では、実際にどんな文章を書けばいいのか

紹介していきますね。

 

 

お話ししている通り、相手との関係性や

頂き物ならその内容によっても

変わってきますが、

 

お礼状を添えた菓子折りを送る際、

菓子折りに同封する場合は、

 

『ささやかではございますが、

感謝の気持ちとして

心ばかりの品をお届けしましたので、

ご受納いただければ幸いに存じます』

 

などの一文は使える表現ですので

ぜひ覚えておきましょう。

 

 

しかし、よりビジネスライクに

かしこまったお礼状を書く時には、

下記を参考にしてみてください。

 

 

頂き物をしたことに対するお礼

 

拝啓 〇〇の候、〇〇様におかれましては、

益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 

例年に増して寒さが身にこたえますが

いかがお過ごしでしょうか。

 

平素は格別のお引き立てを賜り、

心よりお礼申し上げます。

 

さて、先日は弊社に

立派な〇〇をお送りいただきましたこと、

厚くお礼申し上げます。

お心遣いに感謝いたします。

 

より一層の精進をし、事業を発展させて

まいる所存ですので、

今後ともご厚情を賜りますよう

よろしくお願い申し上げます。

 

貴社の一層のご繁栄を祈念しまして

お礼とご挨拶とさせていただきます。

 

敬具

 

 

上記で説明した、

  • 頭語
  • 前文
  • 主文
  • 末文
  • 後付け

に則した例文になっていますね。

 

 

正しい敬語で、自分の言葉に変換して

感謝の気持ちを伝えましょう!

 

 

まとめ

 

お礼状は基本的に

菓子折りよりも先に送付するのが一般的。

 

 

くれぐれも菓子折りのほうが

先に届くことのないように、

宅配日を指定しておきましょう。

 

 

しかし、最近は

同封してしまう場合も多いですが、

同封する場合は、お礼状は

封をせずに添えるようにしましょう。

 

 

また、お礼状で必要な文章の項目を忘れず、

正しい敬語を使い、こぼすことなく、

感謝の気持ちを伝えてみてください。

 

 

特にビジネスシーンでは

仕事に影響を及ぼすこともあるので、

マナーはしっかり守りましょう。

 

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