この世に天使が誕生して早1年半。
子育てにも少しずつ慣れてきた頃に、
ママたちに襲いかかる「イヤイヤ期」。
我が子が天使のように可愛いことには、
もちろん変わりないんだけど……
歯磨きも「イヤ」
お散歩も「イヤ」
お風呂も「イヤ」
さらには、今まで喜んでしてくれていた
ことでさえも……
「イヤ!!!」
そして、無理やりさせると、
癇癪を起こして泣きわめく……
こっちがどうにかなってしまいそうな
地獄のイヤイヤ期。
強く言い過ぎてしまって自己嫌悪に陥り、
辛くて涙することもあるでしょう。
そして、あんまり癇癪がひどいと、
「うちの子、もしかして発達障害なの?」
と不安で仕方なくなり、
心配で悲しくなることもあるでしょう。
そんなママに少しでも安心してもらえたら
と思い、発達障害なのかどうかを見極める
ポイントやイヤイヤ期の上手な乗り切り方
をまとめてみました!
イヤイヤ期と似ている?癇癪から気が付く発達障害のポイント
まず、いろいろと調べた結果、
私が一番言いたいことは、
「安心してください!発達障害かも……
と、判断するにはまだ早いですよ!」
ということ。
一般的にイヤイヤ期と呼ばれる時期は
1歳~3歳くらいまでとされていますが、
期間や始まりも人それぞれ違います。
一番多いのは、1歳半~2歳くらいの
時期でしょうか。
そして、発達障害の診断のほとんどは、
3歳~就学前後にされることが多いです。
イヤイヤ期と発達障害の特徴が似ている
ため、「うちの子、発達障害かも?」と
不安になる親御さんも多いのですが、
イヤイヤ期の真っ最中の子どもだと、
発達障害かどうか見極めるのは素人では
難しく、医師でも経過観察としか診断が
できないんだそうです。
イヤイヤ期と発達障害の大きな違いは、
脳の機能障害によって起こっているもの
なのかどうか、というところです。
イヤイヤ期は、自我の芽生えから起こる
もので、大事な成長過程の一つです。
このため、イヤイヤ期はずっと続くもの
ではなく、3歳くらいになると少しずつ
落ち着いてきて、イヤイヤ期のおかげで
物事の良い悪いを覚えたりします。
では、そんなイヤイヤ期と発達障害を
どうやって見極めればいいのでしょうか?
実は、日常生活の中で気にかけておくべき
サインがあるんです。
例えば……
【睡眠に関するサイン】
□寝付くのにいつまでも時間がかかる
□眠りが浅く、すぐに目が覚めてしまう
□眠れないと驚くほど泣く・暴れる
【食に関するサイン】
□決まった形や色のものしか食べない
□偏食が極端にみられる
□極端に少食
……といったサインです。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
たまにこういうことがある、という
レベルあれば気にしなくて大丈夫です。
しかし、これらのサインすべてが
何十時間も何日間も、ず~っっっっっっと
極端に続いた場合は、発達障害の可能性も
考えられるので、注意して観察するように
してみてください。
例えば、いつも持ち歩くお気に入りの
タオルが洗濯中で、代わりのタオルを
持たせた場合、
・単なるイヤイヤ期なら……
「いつものじゃないとイヤ!」と
言いながらも、外で遊び始めたら
タオルのことなんか忘れて楽しく
遊び続けているでしょう。
・発達障害の疑いがあると……
発達障害の子には絶対的なマイルールが
あることが多いです。
このため、そのタオルを持ち歩くことが
その子にとってのマイルールだった場合、
それができないと、一日中落ち着かない
状態がずっと続いてしまいます。
イヤイヤ期の癇癪を放置してもいいの?先輩ママ直伝の対処法!
極端な場合を除けば、発達障害の心配は
あまりしなくてよさそう。
でも、大変なイヤイヤ期……。
イヤイヤ期の癇癪はどう対処するのが
いいのでしょうか?
大切なことは、
★子どもの気持ちを受け止めてあげること
★ママの気持ちがぶれないこと
この2つです。
癇癪を起こすということは、
感情を出せるようになったという証拠。
立派な成長の証です。
癇癪を起こすのも、これから子どもが
成長していくうえで、とっても大切な
プロセスなんですよ。
ただ放置しているのではよくないですが、
まず子どもの気持ちを受け止めたうえで、
そのまま様子を見守るべきか、何らかの
対処をすべきか見極めましょう。
気になるイヤイヤ期の癇癪の対処法が
紹介されているサイトがありましたので、
よければ御覧ください。
まとめ
発達障害なのかどうか、素人が判断するのは
とても難しいことです。
極端な場合を除けば、そこまで心配する必要
はないのかもしれません。
そして、イヤイヤ期は子どもが自立し始める
ための大切な成長過程の一つ。
ママが一度ダメ!と決めたことは曲げずに
子どもと向き合うことも大切です。
それでも、日々の子育てで辛い思いや
悩みを抱えてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、一人で抱え込まずに
公共の相談機関や友人・家族……などなど、
自分が安心して相談できる人を探しておく
ことも大切ですよ☆
ママが子どもとHAPPYな気持ちで
愛を持って向き合える心理状態を保つことが
何よりも大切なことだと思います。