賃貸アパート・マンションでの
トラブルといえば騒音の問題ですよね…。
騒音問題は近隣トラブルの中でも発生件数が
多く、解決も難しいともいわれています。
とくに大きな音を出しているつもりはなくても、
普通の生活音が人によっては騒音になってしまう
ものです。
正直、誰が加害者になっても
不思議はありません。
我が家の場合は子どもが4人で家族が多い分、
集合住宅住まいの際は騒音にならないように
気を遣ったものです。
それでも、うるさいことは自覚していたので、
上下左右のお宅には、申し訳ない気持ちで
いっぱいでした。(幸い良い人が多かったので
よかったですが)
一人暮らしの方でも生活音は出ますから、
そこまで騒音を出しているつもりはなくても
苦情を言われてしまうこともあります。
そこで今回は、一人暮らしのマンションで
騒音の苦情が来てしまった方へ、どのような
対処法が必要か、まとめていこうと思います。
自分の部屋の騒音じゃない・濡れ衣だった際の
対処法についても解説しているため、参考に
してみて下さい。
マンションの騒音で苦情!?言われたら謝罪すべき?どう対処する?
それでは、マンションの騒音で苦情が来た
場合にするべきことについて、お話しますね。
騒音の時間帯・音の詳細を確認する
騒音の苦情が来た場合、自分自身がそこまで
騒音を出していない・心当たりがない場合、
逆上してしまいたくなりますよね。
でも、まずは冷静になりましょう。
苦情は、住民から直接来るか管理会社から連絡が
入るかのどっちかですが、まずは相手の話を
最後まで聞いてください。
自分にとっては騒音にもならないであろう音
でも、時間帯や、その人の感じ方によって、
騒音になってしまう場合もあるからです。
まずは、騒音の時間帯やどのような音が
気になるのかしっかり聞いて下さい。
原因がはっきりすれば、対策もできます。
騒音の対策をする
騒音の原因としてあげられるのは…
- 足音
- 扉の開閉の音
- 洗濯機や掃除機の音
- 遊びに来た友人と騒いでいる声
- テレビや音楽の音
一人暮らしで多いのは、上記の5つでしょう。
足音や扉の開け閉め、テレビの音など自覚が
難しい音が原因になることも少なくありません。
テレビの音量、音楽の場合は音量を下げる、
ヘッドホンを使うことで対処ができますよね。
扉の開け閉めもできるだけ優しくすることで、
ある程度は騒音となることを防ぐことが
可能です。
足音などの場合は、
カーペットやジョイントマットがよくいわれる
対策ですが、面倒くさい場合は靴下や底が
軟らかくて厚めのスリッパを使ってみて下さい。
洗濯機は壁から離して、洗濯機の下に振動を
吸収するパッドを敷くと効果的ですよ。
騒音の原因になっているものによって対策を
考えていきましょう。
騒音の苦情で謝罪に行くときは?
騒音の苦情が来た場合に、自分の出している音が
原因であれば、まずは謝罪をしましょう。
最初に謝罪の言葉を述べることで、
「お詫びもないの?」と思われなくて済みます。
自分でできる限りの対策をした後で謝罪に伺う
場合は、騒音への謝罪を改めて伝えながら、
防音対策の内容を簡潔に伝えて下さい。
そして本来、苦情は言いにくいですよね。
それをあえて伝えてくれたことに、
感謝の言葉を伝えます。
ここまでの謝罪をすれば、普通の方であれば
それ以上、怒りの感情をぶつけられることは
ないはずです。
もし、執拗に苦情を言う方や厄介な相手だと
思った場合は、大家さんや管理会社の方に
間に入ってもらって下さいね。
マンションの騒音を注意された!濡れ衣だった場合の正しい対処法は?
騒音の苦情をもらったけど、どう考えても
自分の家でない…完全な誤解・濡れ衣という
ケースもあります。
濡れ衣とはいえ、動かないままですと疑惑が
大きくなってしまう・要求がエスカレート
するなど深刻な問題に発展するため、注意が
必要です。
直接、苦情を言われた場合は、上記で紹介した
ように、騒音が気になる時間・どんな音かを
確認して下さい。
生活音など、自分が出している可能性がある音の
場合は、騒音対策をして、対処をしましょう。
しかし、騒音対策しても苦情がくる場合や本当に
身に覚えがない場合は、「自分ではない」と
はっきり主張して下さい。
可能であれば、部屋の中を確認してもらっても
よいです。
あくまで、冷静に対処をすることを
忘れないで下さいね。
それでも納得されない・嫌がらせのように
クレームがくる場合は、管理会社や大家さん、
場合によっては警察に相談をしましょう。
別の部屋の騒音が響いている可能性もあるので、
必要であれば騒音の源がどこかを調べてもらうと
よいですね。
まとめ
集合住宅での「音」の問題はゼロには
できませんよね。
しかし、普通に生活しているときの生活音は
どうしても出てしまうものです。
もし、苦情が来た場合は謝罪を述べたうえで、
できる対策をしていきましょう。
対策をした後で再度謝罪に伺い、対策した
内容をお伝えしておきましょう。
対策をしているとわかってもらえるだけで、
お相手の心情も変わりますからね。
そして、もし厄介な人が相手だった場合や完全に
誤解で濡れ衣だった場合は無理に対応しないで、
管理会社など第三者を間に入れましょう。