「しっかり勉強もして準備も万端で挑むテスト…
のはずなのに、本番になると緊張しすぎて思った
ような結果が出せない」
学生さんの中で、
テストのたびに緊張してしまっていつもなら
解ける問題が解けなかったり、パニックになって
余計に緊張してしまう人はいませんか?
普段から緊張しやすい人は、上記のような
悪循環を起こしやすいのですよね。
緊張しちゃダメ!と思うとそれが原因で緊張が
増してしまうことも…。
中学生だとこれから高校受験にも関わりますし、
テストのたびに緊張していたら、不安になって
しまいます。
緊張しないように…といっても難しいかも
しれません。
しかし、緊張を上手にコントロールすることを
覚えていけば、少しずつでも落ち着いてテストに
挑めるようになっていきますよ。
今回は、テスト本番で緊張して実力が発揮
できない人に、テスト前の緊張をうまく
コントロールする方法を紹介していこうと
思います。
過度な緊張をほぐす方法も併せて紹介するので、
ぜひ参考にしてみて下さいね。
テストの緊張で震える人が多い!?簡単にリラックスする方法は?
テストの勉強もしっかりして準備万端なのに、
当日になると手が震えるほど緊張してしまって
実力が発揮できないと、悔しいですよね。
それでは、テストで緊張をほぐすコツを
紹介します。
ぜひ、試してみて下さいね。
緊張は悪いことではないと知っておく
まず、覚えておいてほしいのは緊張するのは
悪いことではないということです。
だから、全く緊張しない状態よりも少しくらい
なら緊張しているほうが力を発揮しやすくなると
いわれています。
緊張している状態を認めてみて下さい。
そして、どうしよう…と焦るのではなく身体が
テストに備えているんだ!と前向きに考えて
みるとよいです。
深呼吸をする
深呼吸ってありがちな方法と思うかも
しれませんが、簡単にできるリラックス方法で、
テスト直前でも周りを気にすることなく
試すことができます。
鼻から大きく息を吸い込み、口からゆっくり
吐き出してみて下さい。
息を吸い込むときは胸を膨らませるように、
息を吐くときは口をすぼめてゆっくり吐くことが
ポイントです。
1回で落ち着かなかったら、何回か繰り返して
みて下さい。
だんだん身体から力が抜けていくはずです。
深呼吸をしながら首を回すのもおすすめですよ。
ツボを押してみる
緊張でパニックになりそうになったら、
リラックスできるツボを押してみて下さい。
ツボの場所は、手のひらの真ん中の
労宮(ろうきゅう)と親指と人差し指の分かれ目に
ある合谷(ごうこく)というツボです。
どちらも血行をよくする効力があって、
緊張を緩和することができます。
ツボを押すことで気持ち的にも冷静になる
こともできるので、おすすめの方法です。
筋弛緩法(きんしかんほう)を試してみる
筋弛緩法は医療分野でよく使われる
リラクゼーションの技法になります。
こちらもテスト中でも簡単にできるので、
手が震えてしまうほど緊張してしまう人は
試してみて下さい。
やり方
- 筋肉に力を入れて緊張させる
- 筋肉を緊張させたまま5~10秒キープ
- 筋肉に入れていた力をストンと抜く
以上です。力を入れる場所はどこでも
問題ありません。
握りこぶしを作ってグッと力を入れてもよい
ですし、肩でもお腹でもOKなので、やりやすい
場所で試してみて下さい。
筋肉の緊張と緩んだ状態を味わうことが
大事です。
テストの緊張でミスしたくない!普段からやっておくべきこととは!?
テストの緊張でミスをしないためにも、
普段からやっておくとよいおすすめの方法を
紹介していきますね。
イメージトレーニングをしておく
事前にテストで緊張してパニックになりやすい
場面を疑似体験しておくと、本番で焦ることが
少なくなります。
緊張で頭が真っ白になりそうなときをイメージ
して、その状況でどうしたらリラックスできるか
いろいろ試してみて下さい。
この記事で紹介した方法でも自分で考えた
方法でもよいです。
イメージトレーニングしておくことで、
パニックになりかけても冷静になることが
できます。
実際のテストをイメージして、同じような
時間・状態で問題集を解く練習をするのも
おすすめです。
事前準備を万全にしておく
テスト対策を繰り返し行って周到にテストの
準備をしておくことも、当然ですが大切に
なります。
テストの範囲をしっかり確認して、教科書や
問題集で自分が納得いくまで学習をして
おきましょう。
苦手なところがあるなら、特に集中して対策を
とっておくと安心です。
自分が納得いくまで対策ができれば、本番も
自信をもって挑むことができますよね。
そして、前日に徹夜をしてしまうのは
おすすめしません。
睡眠不足で挑むと本来の実力が発揮できなくなる
可能性がありますからね。
事前にしっかり対策をしておいて、テストの
前日はしっかり睡眠をとることで、頭も
すっきりして本番に挑むことができます。
まとめ
テストってどうしても緊張してしまいますよね。
でも、その緊張をするのは悪いことでは
ありません。
少しの緊張であれば、それを味方につけられる
ようにイメージトレーニングをするとよいです。
事前にしっかり準備をしておくことで、
緊張してもパニックになることも少なく
なりますよ。
準備を万端にしていても、本番直前に緊張して
しまう人もいますよね。
どうしても緊張してパニックになってしまいそう
なら、深呼吸や筋弛緩法であればテストの直前
でもできるので、試してみて下さい。