さつまいもを調理しようとしてみたら、
うっかり芽や根っこ、葉っぱが生えてきて
いた！…ということはありませんか？
葉っぱまではなくても、芽や根っこが
生えてしまった経験がある方もいるのでは？
じゃがいもなんかは芽に毒があるため、
調理する際は芽を取り除く必要があります。
だから、さつまいもも毒がありそうに
感じますよね。
でも、実は同じいもとはいってもジャガイモは
ヒルガオ科、さつまいもはナス科で違う種類
なのです。
だから、ジャガイモと違って、さつまいもには
芽・葉・根どれも毒性はありません。
毒がないなら食べてもよいのか悩みますよね。
そこで今回は、さつまいもの葉や根っこ、
芽などが食べられるのか、食べる場合には
どんな調理法がよいのか調べてみました！
芽や根っこが生えてしまった、さつまいも。
捨てる前に、ぜひ読んでみて下さいね！
さつまいもの芽は食べると危険！？栄養が高いってのはウソ！？
さつまいもは、葉っぱはもちろん芽も毒はなく、
食べてしまっても身体に悪いものでは
ありません。
さつまいもの芽・葉についてから解説します。
さつまいもの芽や葉は栄養たっぷり！
つい捨ててしまいがちな、さつまいもの
葉と芽…。
実は芽にも葉にも多くの栄養が詰まっています。
さつまいもの芽には食物繊維・ビタミンE・
βカロテンなどが含まれ、ビタミンEや
βカロテンに関してはほうれん草よりも
多いです。
葉にはビタミンC・ビタミンB・ミネラルが
豊富に含まれています。
こうしてみると、さつまいもの芽も葉もただ
毒がないだけでなく、必要な栄養素がかなり
多く含まれていることがわかりますね。
これだけの栄養素を持ったさつまいもの芽や
葉っぱ…捨ててしまうのはもったいないと
おもいませんか？
さつまいもの芽がでたら水栽培で
葉っぱを育てる人も意外と多くいますよ。
さつまいもの葉のおいしい調理法は？
さつまいもの葉（茎も）を
おいしく食べるための調理方法は下記の3つです。
天ぷら
葉っぱはそのまま衣をつけて揚げます。
茎は薄皮をむいてから塩ゆでしておくと
よいですよ。
お浸し
たっぷりのお湯で葉っぱをゆでて醤油やポン酢で
食べてみて下さい。
ほうれん草などの青菜と同じように調理すれば
OKです。
酢味噌であえても美味しいです。
きんぴら
茎を使います。
にんじんを一緒に甘辛く炒めます。
他にも、煮物に加えてみたりお味噌汁に入れる
レシピもありますよ！
個人的には、きんぴらと天ぷらが好きですね…
天ぷらは葉っぱの部分がサクサクで美味しい
ですよ。
さつまいもの細い根っこは食べられる！？綺麗に取り除くべき？
芽や葉や茎も食べられるさつまいもですが、
さすがに根っこは無理でしょ？と
思いますよね。
さつまいもの根っこが食べられるかを、
さつまいもの正しい保存方法と一緒に
みていきましょう！
根っこにも毒はない…けど美味しくない
さつまいもは根っこにも毒はないです。
だから、食べてしまっても問題はありません。
ただ、茎や葉と違って繊維だらけで硬いです。
正直…美味しくはないですね…といいますか
食べるのはキツイかな…と私は感じます。
根っこが生えてしまったさつまいもを
食べても問題はありません。
ただ、やはり鮮度は落ちていますが、根っこを
取ってしまえば普通に美味しく食べられます。
根っこは食べにくいので、できるだけ取り除いて
食べるのがベストですよ。
さつまいもは常温で保存が◎
さつまいもは寒さと水気に弱い野菜です。
さつまいもをすぐに食べない場合は、
買ってきた後は洗わずにそのまま常温で
保存をして下さいね。
段ボールなどに入れて、風通しがよくて日の
当たらないところに保存しましょう。
土がついている場合は、土付きのままが◎です。
寒い時期は、新聞紙でくるんでおくと寒さから、
さつまいもを守ることができます。
さつまいもは正しく保存していれば、
1～３ヶ月くらいは保存可能です。
過熱をした後なら冷凍保存もできます。
カビが生えたものは食べられない
さつまいもは芽や茎や根っこが生えても
毒性はないため、食べても大丈夫です。
しかし、カビが生えてしまった場合は注意が
必要です。
とくに黒カビが生えてしまっている場合は、
毒性が強く中まで進行しやすいため、
残念ですが食べないようにして下さい。
白カビや青カビは、取り除けば食べられます。
カビのほかにも、異臭・味など違和感がある
ときは、腐っている可能性があるため、
食べないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか？
これまで、さつまいもに芽や葉っぱ、根っこが
生えてしまったら、ジャガイモをイメージして
何となく食べたら危険だと思ってしまいます
よね。
ですが、ジャガイモとさつまいもは同じ芋でも
違う種類のため、芽・葉・根は毒なんてないの
ですよ。
根っこは美味しくないので、食べるのはおすすめ
しませんが、葉っぱと茎、芽は調理をすると
意外と美味しく食べられます。
もちろん、さつまいも自体も味は落ちるかも
しれませんが、食べても問題ありません。
今後さつまいもから芽が生えていても悲しい
思いをしなくてもすみますね！
さつまいもに芽が生えてしまってどうしようか
悩んでいる方は、ぜひ芽や茎や葉を使って料理を
してみて下さいね！